吉兆か!? 幻の花「優曇華」咲く 相馬、実は1ミリの白い卵

 
葉の裏につけた1ミリほどの”白い花”

 相馬市で幻の花ともいわれる「優曇華(うどんげ)」が"開花"した。仏教では3千年に1度咲くとされる花とされ、知らせを聞いた人たちは「何か良いことが起こる兆しではないか」と喜んでいる。

 相双眼科医院長の森安麗子さんが、自宅のプランターに植えたショウガの葉の裏に、細かい糸のようなものが生え、その先に1ミリほどの"白い花"が咲いているのを見つけた。インターネットなどで調べ、優曇華だと分かったという。

 花のように見えるが、実際は花ではなく昆虫の卵。ただ、森安さんは「暗くなってしまうようなニュースが多い中、優曇華は私の気持ちを明るくしてくれた。そんな小さな希望をみんなと分かち合いたい」と願う。