会津は冬支度 「御薬園」で雪吊り作業、円すい状の縄美しく

本格的な冬を前に御薬園で始まった雪吊り作業=14日午前、会津若松市
会津若松市の国指定名勝・会津松平氏庭園「御薬園」で14日、庭木を雪から守る「雪吊(つ)り」の作業が始まった。本格的な冬を迎える準備として会津の季節の風物詩になっており、居合わせた観光客らが興味深げに作業の様子を見守った。
雪吊りは、雪の重みで枝が折れることを防ぐために行われるが、支柱から円すい状に縄を張った様子が美しく、鑑賞目的としても好まれる。御薬園ではゴヨウマツやハイビャクシンなど庭園内の33本の樹木に雪吊りを施す予定。
作業は庭園を管理する会津若松観光ビューローの職員らが行い、低木の雪囲いを含めて今月いっぱい続くという。
- 命つなぐ...レモネード 高校生活動、売り上げで小児がん患者支援
- 生きのいい「請戸もの」うまいぞ 浪江で魚市、開場前から行列
- 県内初、公道で自動運転バス実証 レベル2、田村で14日まで運行
- 高校の部は郡山Aが全国大会出場決める 福島県声楽アンサンブル
- 喜多方高卒・楽天の伊藤投手、プロの技指導 あづま球場で教室
- 三春が126回で5位 全国キャッチボールクラシック・中学生の部
- 演劇で伝える「福島の今」 富岡演劇祭、震災テーマにステージ
- 会津の義...これからも 歴史文化講演会、「什の掟」精神生かす
- 陸自わいせつ、12日判決 福島地裁、行為認定が争点
- 郡山で住宅全焼、焼け跡から1遺体 64歳男性と連絡取れず