ポンプ車、さらに1台車検切れで使用 矢吹町消防団、計4台に

 

 矢吹町は14日、町消防団の消防ポンプ車1台が車検切れの状態で走行していたと発表した。同消防団は10日に車両3台を車検切れの状態で使用していたと発表しており、計4台となった。

 町によると、ポンプ車は9月20日に車検期間が満了していたが、10月1日に約15キロ走行した。廃車手続き中で新規車両と入れ替え予定だったが、消防団の団員らが誤って使用したという。

 消防団は同日に車検切れに気付き町に報告していたが、報告を受けた町職員が他の職員と情報共有をしていなかった。車両3台の車検切れが明るみになった後の13日、消防団幹部が消防ポンプ車1台について公表されていないことを指摘し、発覚した。

 蛭田泰昭町長は「再発防止を徹底し、信頼回復に努める」とコメントした。