ギャンブル依存症疑い、3万人超か 福島県が対策計画づくり
県は16日、ギャンブル依存症の克服や予防に向けた指針「県ギャンブル等依存症対策推進計画」(2024~26年度)の策定に着手した。計画の策定は初めて。福島市で開かれた県自殺対策推進協議会ギャンブル等依存症対策推進部会の初会合で県が計画の骨子案を示した。
県によると、県内のギャンブル依存症患者は近年増加傾向にあり、2018年度は56人、19年度は93人、20年度は68人だった。先行研究の結果を県の20歳以上人口で換算すると、県内では3万人を超えるギャンブルなどの依存症が疑われる人がいるとみられており、対策が急務となっている。
計画には、ギャンブル依存症の相談や治療、回復のための支援体制の充実の必要性などが盛り込まれる方針だ。計画は本年度内に策定される。
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