福島空港利用をPR 民間団体、初のチャーター便で高知へ出発

 
チャーター便を利用して高知市へ向かう会員ら

 県商工会議所青年部連合会は17日、福島空港から高知空港へのチャーター便を発着させた。福島空港で民間団体が飛行機をチャーターするのは初めて。

 福島空港でチャーター便が利用できることを周知し、利用促進を図ろうと企画した。チャーター便の手配はフジドリームエアラインズ(静岡市)が協力した。

 チャーター便には同会員ら約100人が搭乗。会員らは高知市で開かれる日本商工会議所連合会青年部の全国会長研修会へ向かった。来年度には同研修会が初めて郡山市で開かれることから、現地で本県や同市のPRも行う予定という。

 出発前に会見が開かれ、菊地一寛会長は「空港の利用促進のため、今回の取り組みからチャーター便の利用を周知していきたい」と話した。

 県空港交流課によると、チャーター便を空港の新たな活用方法として検討しているという。