青健条例違反で県立高教頭逮捕、懲戒免職 少女にみだらな行為

 

 18歳未満の少女にみだらな行為をしたとして県立高の教頭が逮捕された事件で、県教委は17日、相馬総合高新地校舎の教頭(52)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。

 県教委によると、教頭は3~8月、3回にわたり、18歳未満と知りながら少女にみだらな行為をしたほか、少女にわいせつな写真を送信させるなどした。教頭は「心の傷を負わせてしまい申し訳ない。自分の欲望が勝ってしまった」と話しているという。教頭は15日、県青少年健全育成条例違反と児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪で罰金60万円の略式命令を受けた。

 県教委の平沢洋介教育次長は17日、県庁で記者会見し、「再発防止に全力を尽くす」と述べた。本年度に逮捕された県内の教員は3人で、懲戒免職処分を受けた教員は2人となった。