仏料理人「地産地消、取り入れたい」 喜多方・しょうゆ蔵訪問

冠木社長(左)から説明を受けるシルビーさん(右から2人目)ら
本県の酒や上質な食材の魅力を紹介している「テロワージュふくしま実行委員会」が企画した、フランスの実力派女性料理人を招いたツアーは17日、最終日を迎え、喜多方市の若喜商店でしょうゆの醸造蔵などを見学した。
ツアーは、来年のパリ五輪を見据えて本県の食の風評払拭につなげることなどを目的に初めて開催。この日は仏アルザス地方でレストランのオーナーシェフを務めるシルビー・グルッケールさんと、夫でソムリエのジルさんらが冠木紳一郎社長からしょうゆの醸造工程などの説明を受けた。
一行は13日から県内の酒蔵や漁港、農園などを訪問。シルビーさんは5日間のツアーを振り返り「若者が食を通して福島の復興に貢献していることが印象的だった。福島の地産地消の取り組みをフランスでも取り入れたい」と語った。
県産食材の料理提供へ
実行委は年明けにも、シルビーさんがオーナーシェフを務めるフランスのレストランで福島の酒とともに本県の食材を使った創作料理を提供する。
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