大谷、2度目の満票MVP 大リーグ、福島県内から称賛の声相次ぐ

 

 米大リーグで今季も投打「二刀流」で活躍した大谷翔平(29)が16日、2年ぶりにアメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれた。2021年に続き投票者全員から1位票を獲得し、2度目の満票受賞はメジャー史上初めてとなった。

 県高野連理事長「球児の励み」

 大谷翔平のMVP受賞に、県内の野球関係者などから称賛の声が相次いだ。「満票受賞は国境や民俗、文化を超えて評価されている証しだ」。2010年と11年の秋季東北地区高校野球大会で大谷翔平擁する花巻東(岩手)と戦い、その後も同校と練習試合を組むなど付き合いを続ける学法福島野球部の藤森孝広監督(45)は最大級の賛辞を贈る。

 野球を愛し、大切にする精神を花巻東の選手の一挙手一投足から感じるという藤森監督は「花巻東での3年間に、(現在の大谷の)礎が築かれたのではないか」と語った。

 県高野連の木村保理事長(53)は「東北出身の選手が最高峰の舞台で活躍していることは、県内の球児にとって励みになっている。野球人口が減少傾向にある中で大谷選手が果たしている役割は大きい」とたたえた。