喜多方・長床ウオーク、4年ぶり開催 大イチョウや重要文化財散策

 
「秋の喜多方・長床ウオーク2023」は18日、喜多方市で4年ぶりに行われ、参加者が新宮熊野神社の国指定重要文化財「長床」などを巡る約8キロのコースを散策した

 「秋の喜多方・長床ウオーク2023」は18日、喜多方市で行われ、参加した約550人が新宮熊野神社の国指定重要文化財「長床」などを巡る約8キロのコースを歩き、蔵のまち喜多方を堪能した。実行委の主催、新宮地区重要文化財保存会、喜多方市、市教委、JR東日本喜多方駅、福島民友新聞社の共催。

 新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。一番の見どころの同神社では、参加者が樹齢800年以上とされる真っ黄色に色づいた大イチョウの壮大な姿に見入った。祖父母らとゴールした清明小5年の星明歩さん(10)は「初めて長床の大イチョウを見たけれど、明るい黄色がきれいだった。みんなで話しながら歩いたら、あっという間だった」と振り返った。