「牡丹焚火」古木弔う 須賀川牡丹園で初冬の風物詩

赤々と燃え上がる牡丹焚火の炎=須賀川牡丹園
須賀川市の初冬の風物詩「牡丹焚火(ぼたんたきび)」は18日、同市の須賀川牡丹園で行われた。関係者が寿命を迎えたボタンの古木を火にくべて供養した。市、同市の俳句団体桔槹吟社(きっこうぎんしゃ)、須賀川牡丹園保勝会の主催。
樹齢を重ねて枯れた古木や折れた枝をたいて弔う、大正時代に始まった伝統行事で、環境省の「かおり風景百選」に選ばれている。赤々と燃え上がった炎が徐々に青紫色へと変わり、園内に古木のほのかな香りが漂った。
「牡丹焚火」は俳句の冬の季語にもなっており、俳句愛好者が炎を眺めながら幻想的な情景を句に詠んだ。
- 双葉中敷地に新しい学校 0~15歳、一貫教育軸に双葉町検討へ
- 三春滝桜の観桜料、300円→500円に 福島・三春町引き上げ方針
- 【未来この手で】なみえアベンジャーズ 復興へ真剣なおふざけ
- 戻りたい意欲上向き 福島復興へ新局面、復興拠点避難解除が完了
- 関さん(磐城桜が丘高)、猪狩さん(平五小)がV けん玉選手権
- 東北電力、22年度のCO2排出21%減 13年度比
- 東北電力、事業所窓口業務を年内終了へ 福島支店とセンターに集約
- 側溝に脱輪...軽ワゴン 運転席の男性、心肺停止で発見、喜多方
- 磐梯熱海アイスアリーナ休館へ 冷凍機が故障、再開は来年11月
- 会津美里で連続店舗荒らし 3店舗近接、ガラス割られ鍵を解錠