選手権戦は渡辺さん2年ぶり2度目優勝 福島県アマ将棋選手権

 
写真上段=選手権戦で優勝した渡辺さん(中央)、準優勝の小島さん(左)、3位の永井さん 写真中上=三段戦で優勝した佐久間さん(中央)、準優勝の庄谷さん(左)、3位の吉田さん 写真中下=二段戦で優勝した宇田さん(中央)、準優勝の斎藤さん(左)、3位の三戸さん 写真下=初段以下戦で優勝した池田さん(中央)、準優勝の佐伯さん(左)、3位の斎藤さん

 第43回県アマ将棋選手権大会は19日、喜多方市の塩川公民館で開かれ、無差別の選手権戦は渡辺久記(ひさき)さん(福島市)が2年ぶり2度目の優勝を飾った。

 三段戦は佐久間悠太さん(会津若松市)、二段戦は宇田秀也さん(会津若松市)、初段以下戦は池田歩陽さん(いわき市)が制した。日本将棋連盟県支部連合会、福島民友新聞社の主催、同連盟会津王将会、会津、会津若松各支部の主管。

 4部門に74人が出場。トーナメント方式で熱戦を繰り広げた。決勝はともにふくしま支部の渡辺さんと小島佑斗さんの対局となった。互いに雁木(がんぎ)からのせめぎ合いで、小島さんが終始有利に進めたが、終盤に渡辺さんが逆転し140手で制した。

 選手権戦〈1〉渡辺久記(福島市)〈2〉小島佑斗(同)〈3〉永井拓(伊達市)
▽三段戦〈1〉佐久間悠太(会津若松市)〈2〉庄谷和晃(いわき市)〈3〉吉田栄樹(同)
▽二段戦〈1〉宇田秀也(会津若松市)〈2〉斎藤勇人(同)〈3〉三戸裕崇(いわき市)
▽初段以下戦〈1〉池田歩陽(いわき市)〈2〉佐伯邦則(同)〈3〉斎藤玲(相馬市)