ワールドタキオン、レコードタイムで民友C制す 秋の福島競馬

 
民友カップを制したワールドタキオン〈11〉=19日午後、JRA福島競馬場

 「秋の福島競馬」最終日のメインレース福島民友カップ(1700メートルダート)が19日、福島市の日本中央競馬会(JRA)福島競馬場で行われ、2番人気のワールドタキオン(角田大和騎手)が優勝した。タイムは1分42秒6のレコード。2着に4番人気のブラックアーメット、3着に3番人気のスレイマンが入った。

 レースは15頭立てで行われ、ワールドタキオンは道中3番手から直線で軽快に脚を伸ばして抜け出し、追い上げたブラックアーメットにハナ差先着した。角田騎手は「けがで乗れなくなった斎藤騎手から事前にアドバイスを受けていて、それがうまくかみ合った」と喜んだ。

 表彰式では、お笑いコンビの東京ホテイソンと福島民友新聞社の中川俊哉社長が角田騎手やワールドタキオンの関係者に目録やカップを手渡した。