23年のなりすまし94件、1億5712万円被害 コンビニで防止は増加

 

 県内で昨年1年間に発生した「なりすまし詐欺」の被害認知件数は94件(前年比10件減)、被害額は1億5712万円(同8359万円減)で、いずれも前年を下回った。県警が12日、発表した。

 受け子が自宅を訪問し、金銭やキャッシュカードをだまし取る「訪問型」が減少した一方、携帯電話料金の未納やパソコンのウイルス除去名目などをかたる架空料金請求が45件で前年比3倍となった。年齢別では7割以上が65歳以上の高齢者だった。市町村別では郡山市が24件、福島市が15件、白河市が11件で、7割以上が中通りでの被害だった。

 未然防止は143件(同46件増)。コンビニでの未然防止が103件で前年比2倍以上に増加した。被害減少に向け県警は「金融機関、コンビニなどと連携して水際対策を強化する。(運用開始予定の)スマートフォン向けアプリでタイムリーな情報発信を行う」とした。