郡山のレジェンドホウレン草が最高金賞 野菜ソムリエサミット

 
レジェンドホウレン草を手にする大竹社長

 福島県郡山市のニッケイファームが生産した「Legend(レジェンド)ホウレン草」が、日本野菜ソムリエ協会主催の品評会「野菜ソムリエサミット」1月度分の青果部門で最上位の最高金賞に輝いた。同社によると、同部門での最高金賞の受賞は昨年10月度の片平果樹園(福島市)のシャインマスカットに続き2品目で、野菜では県内初になる。

 大竹秀世社長(39)は「安全で安心なおいしい野菜を食べてもらいたい」との一心で、農薬を使わず有機肥料のみで年間約100種類の野菜を栽培している。その中でホウレンソウはゆでると風味や栄養分が減ってしまうことから、特有のあくやえぐみを取り除き、生食で十分な甘みを味わえるように10年以上かけて栽培方法を研究してきた。

 昨年1月度の品評会に出品した際には金賞を獲得。さらなる高みを目指して有機肥料をまくタイミングや量、発芽や収穫の時期などを試行錯誤し、理想のホウレンソウを追い求めた。

 1月度の品評会は10日、東京都で開かれた。評価員から「生のままでこんなに甘いおいしさは初めて」「生でもあくやえぐみが全くなく、驚くほどに甘い」などと高い評価を集めた。

 大竹社長は今回「極キャベツ」も同時に出品。昨年2月度は銀賞だったが、ワンランクアップして金賞を受賞することができた。大竹社長は「福島県は果樹のイメージがあるが、『これだけいい野菜がある』とアピールできる火種になる。今後も品評会に出品し、郡山市の農業を盛り上げたい」と決意を新たにした。

 レジェンドホウレン草や極キャベツは、天候などの影響で時期が前後する可能性があるが、2月末まで同市の直売所で購入できるという。営業時間は午前11時~午後5時。日曜日、祝日定休。問い合わせはニッケイファーム(電話024・966・0213)へ。