懲役2年~1年6月求刑 地裁いわき、大熊での鉄くず盗み初公判

 

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域だった大熊町図書館の解体工事現場から鉄くずを盗んだとして、窃盗の罪に問われたいずれもいわき市平南白土2丁目の建設作業員、男(39)、男(38)、男(40)の3被告と伊達市中道、建設作業員の男(38)の初公判は16日、地裁いわき支部(三井大有裁判官)で開かれ、4人は起訴内容を認めた。

 検察側は「復興作業中にもかかわらず、線量検査をせずに鉄くずを持ち出し、地域住民に不安を与えた」などとして、いわき市の被告3人に懲役2年、伊達市の被告に懲役1年6月を求刑し、即日結審した。

 被告人質問で4人は、鉄くずを売った金をギャンブルや生活費などに使ったとし「二度と盗みはやらない。心を入れ替えたい」などと供述した。

 弁護側は「弁償を申し出て、深く反省している」などとして4人に寛大な判決を求めた。判決公判は2月2日午後1時10分から。