台湾からのツアー客...お出迎え 福島空港、チャーター便が再開

 
台湾からの第1便から降り立ち、ゆるキャラなどの出迎えを受ける観光客ら

 福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便の運航が始まった16日、福島空港には第1便に搭乗した台湾からのツアー客163人が降り立った。県内旅館の女将(おかみ)や各市町村の「ゆるキャラ」がツアー客を出迎え、空港は歓迎ムードに包まれた。

 ツアー客は今後、3泊4日と4泊5日のそれぞれの日程で鶴ケ城や大内宿、裏磐梯などを訪れる予定という。母と娘と共に訪れた女性は「日本には何度も訪れているが、娘にとって初めての日本。娘は特に雪を楽しみにしている」と旅行に胸を膨らませた。

 記念式典で内堀雅雄知事は「台湾の皆さんに冬景色と、温かい県民性を感じてもらいたい」とあいさつし、運航するタイガーエア台湾の陳漢銘(チェンハンミン)董事長(とうじちょう)らに記念品を贈呈。陳董事長は「福島と台湾との交流が活発になることを期待している」と述べ、内堀知事に台湾のウーロン茶などの記念品を手渡した。その後、内堀知事ら関係者がくす玉を割り、待望の就航を祝った。

 台湾への折り返し便には内堀知事をはじめ、本県などからの旅行客が搭乗した。須賀川市の木島信子さん(76)は「初めての台湾で夜市などが楽しみ。羽田空港や成田空港に行かなくても旅行できるので台湾が近くなった気分だ」と話した。

 福島民友新聞社から折笠善昭記者が同行している。

 定期便化後押しへ日台議連3月訪台

 福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便の就航を受け、超党派の県議でつくる県日台友好議員連盟は16日の役員会で、3月にチャーター便に搭乗して台湾を訪問する方針を決めた。定期便化を後押しする狙い。

 3月22~26日に訪台し、直行便を運航するタイガーエア台湾や現地関係団体などを訪問する予定で調整している。議連としての台湾訪問は3年ぶり。

 議連は自民、県民連合、公明、維新・無所属の各会派の36人で構成するが、座席数に限りがあるため17人に参加者を絞り、自費で訪問する。

 議連の佐藤政隆会長(自民、本宮市・安達郡)は「チャーター便の搭乗率によって定期便化の方針が決まる。積極的に搭乗してアウトバウンド(送客)を後押ししたい」と語った。