「道の駅ひろの」計画中止、巨大岩盤が露出 「防災の駅」に転換へ

 

 広野町は、復興のシンボルに位置付けていた「道の駅ひろの」の整備計画を中止する。同町折木の国道6号沿いの建設用地で巨大な岩盤が露出し、平地を十分に確保できなくなったため2020年から整備を休止していた。建設用地には防災機能などを持つ新拠点「防災の駅」を整備する。18日開かれた町議会全員協議会で町が示した。

 新拠点ではトイレやコミュニティー施設、備蓄倉庫、駐車場のほか、生ごみ堆肥化施設、蓄電施設など環境保全につながる施設を整備する。併せて約4キロ離れた二ツ沼総合公園エリアにも備蓄倉庫やヘリポート、直売所に活用できるコミュニティー施設を整備する。

 町は新年度から基本計画の策定を進める。現時点では防災の駅が28年度に建設工事を終え、二ツ沼総合公園エリアの建設工事(直売所除く)は27年度に終える見込み。

 道の駅建設計画は15年に基本構想を策定し、情報提供施設や地域振興施設、交流施設、ヘリポートなどを整備する計画だった。19年に工事に着手したが、20年に岩盤が露出したことで事業を休止、計画を見直した。