飯舘村に新商業施設、Aコープ跡地に整備へ 25年春開業目指す

 
解体工事前のいいたてミートプラザと旧Aコープ飯舘店の建物。現在、解体工事が進められている

 福島県飯舘村が同村草野地区に整備する商業施設について、東京電力福島第1原発事故後に閉業したスーパー・旧Aコープ飯舘店といいたてミートプラザの建物を解体し、跡地に整備することが19日、村や建物を所有するJAふくしま未来への取材で分かった。村は商業施設に生鮮食品や日用品、薬品などを取り扱う店舗を誘致する予定で現在、建物の解体工事を進めている。2025年4月の開業を目指す。

 予定地は、村中心部を東西に走る県道原町川俣線沿いで、道の駅までい館から約1キロ東に位置する。商業施設の敷地面積は約6557平方メートル、延べ床面積は約1282平方メートル。総事業費は約7億3千万円を見込んでおり、国の「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金」などを活用する。

 村の買い物環境を巡っては、原発事故による避難指示が17年3月末に大半の地域で解除されて以降、村内で買い物ができるのは道の駅と、併設されたコンビニに限られている。村は施設整備を通じて、移動販売や道の駅などと一体となった買い物環境の充実や新たな交流創出、産業振興につなげたい考えだ。

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