福島県警生安部隊、穴水へ 能登半島地震、女性中心に相談対応

 
出動申告する神野隊長(中央)

 能登半島地震を受け、県警は22日、女性警察官を中心とした特別生活安全部隊を石川県穴水町に派遣した。避難所で相談・意見要望の対応や防犯指導などを行う予定。

 石川県公安委員会からの要請を受けての派遣で、期間は31日まで。部隊は生活環境課の神野英之警部を隊長に生活安全部、警務部所属の9人で、うち6人が女性という。

 隊員の一人で少年女性安全対策課の緑川幸恵警部補は東日本大震災発災時、郡山署に勤務。東京電力福島第1原発事故直後、県内最多の避難者を受け入れた郡山市のビッグパレットふくしまで被災者の声に耳を傾けた経験がある。緑川警部補は「困り事や相談を聞きながら、被災された方の心の支えになりたい。男性には話しにくいことも相談してもらいたい」と話した。

 出発前、県警本部で国井祐典生活安全部長は「避難者の方の声に耳を傾け、安心などにつなげてほしい」と訓示した。

 健康危機管理チーム、小松市に派遣

 県は22日、能登半島地震の被災地の避難所運営支援などを行うため、医師など4人でつくる災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT)を23~27日に石川県小松市に派遣すると発表した。本県からのDHEATの派遣は初めて。

 DHEATは重大な健康危機が発生した際、健康危機管理に必要な情報収集・分析、全体調整など専門的な研修、訓練を受けた県職員らで組織されたチーム。今回の派遣チームは医師と保健師、薬剤師、業務調整員の4人で構成する。厚生労働省から派遣要請があった。