認証農場、全国3位 福島県538カ所、青果物や穀物トップ維持

 

 農林水産省が公表しているGAP(ギャップ、農業生産工程管理)認証の取得農場数(昨年3月末時点)が本県は538カ所に上り、都道府県別で3番目に多かった。品目別で最多の茶を除く青果物や穀物の認証農場数は、5年連続で全国トップを維持している。22日、福島市で開かれた「GAPチャレンジセミナー」で県が報告した。

 538カ所は、国内版のJGAP(529)と、アジアGAP(9)を取得した農場数。農水省が毎年3月末時点の両GAP認証数を都道府県別で公表している。

 品目は青果物、穀物、茶、畜産(JGAPのみ)の四つあり、全体では茶の主産地の静岡、鹿児島両県に次いで本県が多い。本県の538カ所の品目ごとの内訳は、青果物379、穀物137、畜産22で、青果物と穀物の2品目はともに全国最多だった。

 農水省公表の両GAPのほかに、県独自のFGAPや国際規格のグローバルGAPを含めた県内の認証農場数(昨年10月末時点)は計755カ所ある。県産農産物の風評払拭を目的に、県とJA福島中央会が認証数日本一を目指す「ふくしまGAPチャレンジ」を2017年に宣言してから7年。補助制度や技術指導を背景に、県内の認証数は増加傾向にあり、県とJAは30年度までに、認証農場数を1800カ所まで増やす目標を掲げている。