懐かしい味が人気、凍み餅づくり最盛期 葛尾の伝統食、自然乾燥

 
最盛期を迎えた伝統食の凍み餅作り=23日午後、葛尾村・ふるさとのおふくろフーズ

 福島県葛尾村で特産品「凍(し)み餅」作りが最盛期を迎え、郷土の伝統食がカーテン状に連なっている。

 凍み餅は米粉ともち米に山野草のゴンボッパ(オヤマボクチ)やヨモギを練り込んで凍らせ、40日ほど自然乾燥させた保存食。同村野川の農産物加工会社ふるさとのおふくろフーズの干し場では、ひもで編み上げられた凍み餅が並び、乾燥の確認とひも緩みの調整が行われている。

 作業を進める松本智恵子さん(65)は「懐かしい味で人気の伝統食をぜひ食べてもらいたい」と話す。

 今年も東日本大震災前とほぼ同じ約9千連(1連12枚)の生産を見込んでいて、3月中旬から県内外に出荷される。