須賀川で果樹苗木盗難相次ぐ 昨年末から約130本、警戒を強化

 
中間から上部を切られたモモの苗木を持つ嘉斎さん。緑色のポールが立つ場所に苗木が植えられていた=30日午後、須賀川市和田

 須賀川市東部の果樹畑でモモやリンゴの苗木が盗まれる被害が相次いでいる。JA夢みなみ須賀川東支店によると、昨年12月下旬~今年1月29日の間に約130本の苗木(約26万円相当)が盗まれており、届け出を受けた須賀川署が窃盗事件とみて調べている。

 同市和田のモモ農家嘉斎大樹さん(32)の畑では主力品種「あかつき」の苗木が今月18日に17本、29日に5本の計22本盗まれた。畑には根元から引き抜かれ、真ん中から上部を切られた苗木が残されていた。嘉斎さんは被害に遭った前日夕に畑を訪れ、苗木を確認していたという。

 嘉斎さんは昨年、作付面積を拡大し、年末に苗木を植えたばかりだった。嘉斎さんは「苗木がきれいに切られていて手慣れているようだ。畑を広げたばかりだったので、やるせない」と肩を落とした。

 同署は現場周辺を中心にパトロールを展開し、警戒を強化している。