ラビスパ裏磐梯が閉館、別れ惜しむ声 4月から民間事業者公募へ

 
ラビスパ裏磐梯

 福島県北塩原村のリゾート施設「ラビスパ裏磐梯」が31日、営業を終了し、27年の歴史に幕を下ろした。最終日は村内外から多くの人たちが足を運び、慣れ親しんだ施設との別れを惜しんだ。

 同施設は村民の健康増進を目的に、1996年7月にオープンし、株式会社ラビスパが指定管理者制度で運営してきた。

 屋内プールや天然温泉などを備える施設として地元住民や観光客に親しまれてきたが、施設の老朽化や利用者の減少などを理由に、村が1月末で営業を停止し、3月末で廃止する方針を示していた。

 20年以上にわたり週2回ほど施設を利用してきた会津若松市の農業森清一(きよいち)さん(75)は営業最終日も友人ら4人で施設を訪れ、温泉などを楽しんだ。「いつかは終了するだろうと覚悟していたが、いざ閉館となるとさみしい。高齢者の憩いの場となっていたので、残念だ」と話した。

 村は民間譲渡や売却に向け、4月から民間事業者の公募を始める方針だ。榎本季一(すえかず)支配人(52)は「27年間にわたり、子どもから高齢者まで多くの人に利用していただいた。お客さまから継続を望む声がある限り、何らかの形で続けてもらえればうれしい」と期待した。