水産加工品製造のオーシャン物産、事業停止 破産申請準備

 

 いわき、負債総額2.9億円 信用調査会社の東京商工リサーチ、帝国データバンク両いわき支店によると、水産物加工品製造業のオーシャン物産(いわき市)は1日までに、事業を停止して破産申請の準備に入った。負債総額は約2億9900万円。

 同社は1991年に高知県で設立し、良質なカツオを求めて96年にいわき市に移転した。わら焼きで製造したカツオたたきを中心に、ぶり大根やさんま生姜煮など多くの水産加工品を取り扱い、大手スーパーや水産業者、ネットショップでの販売数が増加。2022年8月期の売上高は約4億4千万円を計上した。

 しかし、新型コロナウイルス禍での営業に加え、物価の高騰が収益面を圧迫。さらには全国的なカツオの不漁などから、23年8月期の売上高は約2億9千万円にとどまった。

 その後、経営立て直しを図るも、資金繰りが限界に達したため事業継続を断念した。