寒さに耐えておいしく 喜多方・玄ソバ引き上げ、3月に味わう

 
一ノ戸川から引き上げた玄ソバを、寒風にさらす参加者=4日午前、喜多方市山都町

 喜多方市山都町の一ノ戸川で4日、寒晒(ざら)しそばにするために1月21日から川に浸していた玄ソバの引き上げ作業が行われた。冷たい清流に浸し、寒風にさらして乾燥させることでソバのうまみが増すといわれ、3月開催の「会津山都寒晒しそばまつり」で味わえる。

 この日は山都三大そばまつり実行委員会のメンバーらが袋に入った玄ソバ計約1.4トンをクレーンで川から引き上げた。その後、地元の子どもたち約10人が布を敷いた大きなザルに玄ソバを広げた。

 田代哲副委員長(46)は「川に浸している間に雪が降り、冷え込んだので例年通りおいしいそばが味わえるだろう」と期待した。参加した山都こども園の長沢佳楓(かえで)ちゃん(6)は「冷たかったけれど、上手に広げられた。友達と一緒にそばを食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。同まつりは3月9~31日、山都町のそば店4店舗で開催される。