県内大雪、いわきで車両立ち往生 最深積雪は檜枝岐116センチ

 
積雪で進めなくなった車などで渋滞する国道49号=5日午後6時15分、いわき市三和町・長沢峠付近(磐城国道事務所提供)

 5日の県内は低気圧の影響で午後から雪の降った所が多かった。福島地方気象台によると、最深積雪(午後7時現在)は檜枝岐村で116センチ、只見町で77センチ、南会津町南郷で68センチ、金山町で39センチ、天栄村湯本と南会津町田島で33センチ、白河市で20センチ、玉川村で17センチなどだった。

 いわき市も全域で雪に見舞われた。磐城国道事務所によると、いわき市の磐越道いわき三和インターチェンジ(IC)付近から平田村のあぶくま高原道路平田IC付近までの国道49号上下線で、5日午後4時55分から通行止め。雪で動けなくなった複数のトラックなどの影響で立ち往生や渋滞が発生した。同事務所は、立ち往生車両の撤去や除雪などを実施。通行止め区間内の渋滞は徐々に解消に向かっている。

 6日の県内は低気圧や気圧の谷の影響で、中通りと浜通りでは昼前にかけて大雪となる見込み。警報級の大雪となる可能性もあり、気象台は会津も含めて大雪による交通障害などに注意するよう呼びかけている。

 気象台によると、6日午後6時までに予想される24時間降雪量の最大は県内3地方の山沿いで30センチ。中通りと浜通りの平地で20センチ、会津の平地で15センチ。

 福島空港大阪線欠航

 福島空港大阪線は5日、伊丹発福島行きの全日空1697便が福島空港の降雪により欠航した。6日の福島発伊丹行きの全日空1696便も欠航する。計157人が搭乗を予約していた。また、福島空港大阪線は6日、伊丹発福島行きのアイベックス79便・全日空3179便と折り返しのアイベックス80便・全日空3180便が欠航する。福島空港の降雪を受けた対応で、計73人が搭乗を予約していた。

 鉄道、高速道にも影響

 JR東日本によると、東北線は倒竹などの影響で黒磯―郡山の上下線で運休や遅れが発生。常磐線上下線でもいわき―仙台間で一部列車が運休した。東北線は上下線計15本が運休、2本に最大約1時間半の遅れが生じ、約千人に影響した。

 県警高速隊などによると、午後5時半ごろ、東北道那須―白河インターチェンジ(IC)間上り線で、車3台が絡む事故が発生。少なくとも1人が軽傷とみられる。現場は当時、吹雪だったという。事故や吹雪の影響などで東北道那須―須賀川IC間上下線が一時、通行止め。また磐越道いわき三和―郡山東IC間上下線などでも一時通行止めとなった。

 6日、東北線など遅れや運休の恐れ

 JR東は、6日も大雪が見込まれるため、東北線や常磐線、奥羽線、磐越西線、磐越東線、水郡線、只見線の一部区間で始発から同日正午ごろまで、遅れや運休が発生する可能性があるとしている。最新の運行情報はJR東のホームページで確認できる。