処理水風評賠償、30件41億円支払い 東電、200件請求受け付け

 

 東京電力は5日、福島第1原発事故からの処理水海洋放出で風評被害を受けた事業者への賠償について、1月25日現在で約200件の請求を受け付けたと明らかにした。支払いを終えたのは約30件で、支払額は約41億円となっている。

 5日の原子力損害賠償紛争審査会で示した。請求の大半は中国の禁輸措置などの影響で、ホタテやナマコを取り扱う事業者だった。

 東電によると、問い合わせは約2000件あり、3月の決算期を踏まえて請求する事業者もあることから、請求は今後増える見通しだという。