東大生、只見線活用アイデア提案 宿泊施設整備や2次交通導入

 
只見線を活用したまちづくりを提案する(右から)服部さん、東さん、佐々木さん、谷さん

 JR只見線を活用した住民主体のまちづくりを目指し、金山町で事業案の策定に取り組んできた東京大の学生と大学院生の計4人が5日、町内で活動報告会に臨んだ。乗客の観光周遊を促すため宿泊施設の整備や誘致、一般ドライバーが自家用車に有料で客を乗せて走る「ライドシェア」といった新たな2次交通の導入などを提案した。町の主催。

 自らの体験を通じて地域課題の解決策について提案する「東大フィールドスタディー」の一環。4人は昨年1年をかけて、現地調査や町民から只見線への思いを聞き取るなどし、事業案作りを進めてきた。

 活動報告したのは、服部美里さん(農学部4年)東真優さん(教養学部1年)佐々木柊さん(教養学部2年)谷水城(みずき)さん(大学院博士課程3年)。4人は、駅と駅前地域のリノベーション、只見線が持つ魅力の情報発信を多様化させる考えについても発表した。

 課題の宿泊施設不足を巡っては、公有地の貸し出しや税制面の優遇によるホテルの誘致、廃校を活用した施設整備などの解決策を示した。