福島県内...連日大雪、各地で交通乱れ 主要道路通行止めや列車遅れ

 
ヘッドライトを付けゆっくり進む車の列ができた国道4号=6日午前、福島市

 大雪の影響は6日も続き、福島県内では主要道路の通行止めや交通機関の遅れなどが相次いだ。

 福島市のJR福島駅では6日朝、大雪の影響で路線バス乗り場などが混雑した。バスで通学する宍戸あかりさん(16)は「いつもより早めの時間のバスに乗ったが、結構混んでいた。テストに遅れないか心配だった」と話した。

 福島駅で待機中だったタクシー運転手の男性(70)は「朝の通勤でタクシーに乗る人が普段より多かった」と振り返った。

 故障車などで一時通行止めとなった東北中央道の相馬福島道路。福島市に向かうため一般道を利用したという富岡町の会社員の男性(64)は「普段より20~30分余計にかかった」と話した。

 降雪により長沢峠付近で複数のトラックがスリップするなどして通行止めとなったいわき市の国道49号は、除雪作業や融雪剤を散布するなどの対応を取り、約8時間半後の6日午前1時半に通行止めを解除した。磐城国道事務所の担当者は「時間はかかってしまったが、無事に作業を終えられた」と話した。

 このほか、高速道では東北道白河―須賀川インターチェンジ(IC)間下り線、磐越道いわきジャンクション(JCT)―いわき三和IC間上下線で5日夜から6日未明にかけ8時間以上にわたり通行止めとなった。

 JR東日本の在来線は、東北線や常磐線の一部区間で始発から運転を見合わせ、上下線で計20本が運休、計14本に最大約1時間50分の遅れが発生した。高速バスは県内と東京を結ぶ便を中心に運休した。

 80代女性転倒し重傷

 郡山地方消防本部によると、郡山市の市道で80代女性が雪で転倒し、足の骨を折る重傷を負った。県警によると、6日午前0時~同8時半に県内の高速道と一般道で発生したスリップ事故(速報値)は計23件。重傷者はいないとみられる。