全国一のはずが...福島市、納豆購入額9位に転落 23年家計調査

 
納豆購入額4年連続1位だった福島市。市内のスーパーにはさまざまな種類の納豆が並ぶ(資料写真)

 総務省は6日、都道府県庁所在地と政令指定都市を対象に各品目の年間支出額(2人以上世帯当たり)をまとめた2023年の家計調査を発表した。福島市は納豆購入額が前年より1132円少ない5817円で9位に後退し、5年連続のトップはならなかった。

 1位は盛岡市の6810円、2位は秋田市の6539円、3位は水戸市の6450円など東北地方や北関東の県が上位に入った。

 福島市によると、これまで1位だった理由や今回の調査で購入額が減少した要因は不明という。市は本年度、納豆による地域振興を図ろうと、「納豆料理コンテスト」を企画。33店舗が納豆を使ったチャーハンやだし巻き卵、パスタなどのオリジナルメニューを考案し、1月31日までの投票で約800票が寄せられた。今月23日に審査会とグランプリ発表を控えている。担当者は「結果は残念だが、市民が納豆好きなことに変わりはない。これで下火にするのではなく、今後も地域の盛り上げに役立てたい」と前を向いた。

 モモは7年連続1位

 福島市は全国有数の産地のモモが6132円で7年連続1位となった。お盆の贈答用のあかつきを中心に品種が多彩で販売期間が長く、2位の岡山市の3910円を大幅に上回った。

 また、コメが2万5752円で2位だった。本県のトップブランド米「福、笑い」の流通拡大などが一因となった可能性があるという。菓子類のプリンが2291円、チョコレート菓子が3246円、アイスクリーム・シャーベットが1万4401円でいずれも1位、まんじゅうが1482円で7位など「甘党」の市民性も垣間見えた。