福島信金と豊橋信金が「エール協定」 経済活性化へ相互応援

 
協定書を手にする樋口理事長(左)と山口理事長

 福島信用金庫(福島市)と豊橋信用金庫(愛知県豊橋市)は7日、それぞれが地盤とする両地域を互いに応援し、経済活性化を図る「エール協定」を結んだ。両地域の特産品の販売拡大に向け同日、福島市のサクランボや豊橋市のちくわなどが抽選で当たる懸賞付き定期預金の取り扱いや特産品を販売するオンラインショップを窓口で案内する取り組みを開始した。

 2020年放送のNHK朝ドラ「エール」で福島市出身の作曲家古関裕而と豊橋市出身の妻金子がモデルとなり、昨年2月に両市が都市間連携の「パートナーシティ協定」を締結した。信金も連携を強化し、経済的な結び付きを強める。

 協定には特産品の相互紹介のほか、観光活性化、取引先企業の販路開拓、災害時の協力などを盛り込んだ。

 締結式は福島市で行われた。福島信金の樋口郁雄理事長は「信金のネットワークを生かし、地域の持続的な成長を応援したい」と話し、豊橋信金の山口進理事長は「人口が減りつつある中、広い視野を持って課題解決につながるようにしたい」と意欲を示した。

 福島信金は伊達家が縁で昨年10月に伊達信金(北海道伊達市)と友好協力協定を締結しており、信金との協定は今回が2件目。