県立高前期選抜の志願倍率 安積1.19倍、福島1.06倍

 

 県教委は8日、県立高校入試前期選抜の志願倍率を発表した。全日制で最も倍率が高かったのは若松商.情報ビジネスの1.48倍だった。普通科は郡山が1.47倍、郡山東が1.35倍、福島西が1.34倍と続いた。進学指導拠点校に位置付けられる4校は安積が1.19倍、磐城は1.11倍、福島は1.06倍となったが、会津は0.89倍と定員を下回った。

 全日制は68校145学科.コースに1万1204人が志願し、倍率は前年度と変わらず0.95倍となった。全体の58.6%に当たる85学科.コースで定員割れした。志願者がいない学科.コースはなかった。

 農業や工業、商業などの職業系は若松商.情報ビジネスに続き、福島南.情報会計と郡山商.流通経済が1.45倍、岩瀬農.食品科学が1.43倍、会津工.電気情報と勿来工.機械の1.35倍の順となった。

 県教委は9~14日、1人1回に限って出願先の変更を受け付け、14日に最終倍率を確定させる。前期選抜の学力検査は3月5日に行われ、合格発表は同14日。

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 統合の二本松実、3学科で前年超え

 県教委が8日発表した県立高校入試の前期選抜志願倍率で、本年度に統合校として開校した5校のうち、会津農林.食品科学が1.10倍で前年と同じく最も高かった。白河実.電子は1.05倍で定員を超えた。

 5校のほかの倍率を見ると、二本松実は機械システムの0.98倍が最も高く、4学科のうち、生活文化を除いた3学科で前年を上回った。伊達.普通は0.65倍、南会津.総合は0.43倍となった。

 今春、学科改編で誕生する小高産業技術.産業革新(ビジネスパイオニア)は1.13倍で定員を超えた。学科名が変更される修明.文理探究は0.28倍だった。

 学級が削減される伊達、本宮、石川、船引、喜多方、勿来の普通は、船引の1.11倍(前年比0.60ポイント増)や伊達の0.65倍(同0.12ポイント増)など5校で前年を上回る一方、石川が0.58倍で前年を0.02ポイント下回った。

 定時制は0.56倍

 定時制は6校8学科.コースに実人数で246人が志願し、倍率は0.56倍。郡山萌世.普通(昼間)が0.98倍で最も高かった。福島工.工業と会津二.普通、いわき翠の杜.普通(夜間)の特色選抜は現時点で志願者がいなかった。

 このほか、外国人生徒らの特別枠に10人、特別支援学校高等部に286人、同専攻科には3人がそれぞれ志願した。

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 ふたば未来総合、連携選抜1.23倍

 地元の中学生を優先的に受け入れる連携型選抜は4校5学科で行われる。志願倍率はふたば未来.総合の1.23倍が最高で、南会津.総合0.67倍、相馬総合.総合0.35倍、白河実.電子0.08倍と続いた。白河実.機械は現時点で志願者がいなかった。