桜の聖母中・高が移転構想 短大と隣接、新校舎建設へ

 

 桜の聖母短大などを運営する学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダムの西内みなみ理事長は9日、同法人が運営する福島市野田町の桜の聖母学院中・高を、同短大などが隣接する同市花園町に移転する構想を明らかにした。西内氏は中高の新校舎を建設する方向で場所を検討しているとした上で「物理的な距離を縮め、教育の多様性を実現したい」と意欲を語った。

 福島民友新聞社のインタビューに答えた。具体的な移転時期などについては未定だが、中高を集約することで、より一体的な教育を推進できるほか、にぎわい創出にもつながりそうだ。

 福島市花園町には同法人が運営する幼稚園、小学校、短大、生涯学習センターがあり、幼児期から高齢者まで幅広い学びを提供している。西内氏は、将来的には花園町周辺に体育館も建設し、一般開放したいとの展望も示した。

 中高の校舎は当初、花園町にあったが、生徒数の増加を受け1975年に同市野田町に移転された。一方、近年は少子化に伴い生徒数が減少、建物の老朽化も踏まえて再び移転を計画しているという。西内氏は新しい校舎について「高いビルではなく、地元の木材を使ってコンパクトにしたい。震災などにも耐えられるような(造りにして)、子どもたちが安全・安心に学べる校舎にしたい」と述べた。

 退任の西内学長が3月10日に最終講義

 3月末で桜の聖母短大の学長を退任する西内みなみ氏の最終講義(市民講座)が3月10日午後1時半から、同短大で行われる。

 演題は「小さくとも教育で輝く短大―桜の聖母 その未来へ」。同短大と歩んだ30年を振り返りつつ、桜の聖母学院の未来について語る。同短大のホームページ内にある専用フォームか、必要事項を記入し、ファクス(024・531・2320)で申し込む。締め切りは3月8日。問い合わせは同短大事務室(電話024・534・7137)へ。