幸福を呼ぶ「白河だるま」 顔など鶴亀模様、だるま市にぎわう

 
福を求める家族連れらでにぎわう「白河だるま市」=11日午前、白河市

 白河市に春の訪れを告げる伝統行事「白河だるま市」は11日、同市で開かれ、幸福を呼ぶ白河だるまを買い求める人でにぎわった。

 白河だるまは、江戸時代に白河藩主の松平定信が絵師の谷文晁(ぶんちょう)に図柄や彩色を考案させたのが始まりとされる。顔などに「鶴亀」「松竹梅」の模様が描かれている。現在、市内で白河だるまを作っているのは「佐川だるま製造所」と「白河だるま総本舗」の2店舗で、職人がこの日に向けて一つ一つ丁寧に作り上げた。

 会場となった目抜き通りには約500の露店が並んだ。家族や友人一家と訪れた白河市の緑川あかりさん(7)=大信小1年=は「だるまには『テストで100点を取れますように』との願いを込める」と笑顔を見せた。