うたのおにいさん「一体感」盛り上げ 福島でとりどりの音楽祭

 
参加団体と来場者が一体となって演奏を体験した「とりどりの音楽祭」=福島市

 障害に関係なく音楽を楽しむライブイベント「とりどりの音楽祭」が3日、福島市のとうほう・みんなの文化センターで開かれた。出演者が全身で音楽を表現し、来場者と一体となった迫力のパフォーマンスで会場を熱気で包み込んだ。

 実行委は「障害の有無にかかわらずアートに親しむ機会づくり」をテーマに、活動を展開。音楽祭ではNHK「おかあさんといっしょ」5代目うたのおにいさんのかしわ哲さんがリーダーを務める「サルサガムテープ」など4団体が舞台に立った。福島民友新聞社、県、県文化振興財団、安積愛育園、福島中央テレビ、県教委でつくる「とりどりのアート」実行委員会の主催。

 ほかの出演グループは、ボーカリスト白崎映美さんを中心としたバンド「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」、福島市の「DANCE STUDIO ViVid(ダンススタジオ ビビッド)」、笛と太鼓で福島わらじまつりを盛り上げている「福響座組(ふくおんざぐみ)」。

 4団体が合同ステージを繰り広げ、会場を巻き込んだプログラムで聴衆を沸かせた。障害のある出演者、来場者も一緒に音楽祭を盛り上げた。来場した安達満寿美さん(29)は「楽しくて迫力があった。自分も踊りたくなった」とほほ笑んだ。

 音楽祭に先立ちワークショップを開き、訪れた人たちがガムテープと新聞紙を使った帽子や太鼓づくりに挑戦した。会場にはアート作品も展示した。