無病息災願い「雛流し」 三島伝統行事、木箱にのせて只見川へ

 
願いを込め、紙ひなを川に流す地区の住民ら=4日午後、三島町

 三島町高清水地区に伝わる、無病息災を願い手作りの紙ひなを川に流す伝統行事「雛(ひな)流し」が4日、同地区を流れる只見川で行われた。

 県の無形民俗文化財に指定されている行事。高度経済成長期に一度途絶えたが、1985年ごろに復活し、その後は毎年行われている。新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止を挟んだが、昨年から再開した。

 4日は地元の婦人会メンバーが各家庭を巡り、女性の家族の数だけ作られた紙のひな飾りを集めて回った。その後、木箱にのせて近くの只見川に流した。三島小の子どもたちも川岸に集まり、地域の伝統行事を見学した。「みんなが健康でいられますように」などと願い事を口にしながら手を合わせ、木箱を見送った。