新型「E8系」イイ乗り心地 山形新幹線試乗会

 
16日から営業運転する山形新幹線の新型車両E8系。試乗会では家族連れらが乗り心地を体感した=6日午後、山形県・JR新庄駅

 JR東日本は6日、山形新幹線の新型車両「E8系」の試乗会を開き、乗客が乗り心地を体感した。E8系は16日から営業運転する予定で、乗り心地を向上させるため高速走行時の横揺れを低減させた。宇都宮―福島間の営業最高速度は時速275キロから300キロに上がり、東京―新庄間は最大4分短縮される。

 試乗会は山形県内で開かれ、山形―新庄間を走った。抽選で選ばれた同県在住の約300人が乗車した。先頭車両に乗った天童市の渡辺勇大さん(10)は「前の(新幹線)より振動が少なかった。オレンジ色がかっこよかった」と笑顔を見せた。

 車両デザインは、先頭部分の長さが約9メートルある「アローライン形状」。外装には山形県鳥「オシドリ」の紫色と、同県の特産品であるベニバナをイメージさせる「紅花イエロー」などを使用した。車内は全席にコンセントを設け、車いすスペースも増設した。息子と乗車した上山市の堤文子さん(73)は「新しい新幹線に乗って友達と福島の高湯温泉に行ってみたい」と話した。

 JR東は9、10の両日、上野―郡山間でも一般向け試乗会を開く。すでに応募は締め切っている。