「甦る能登」復興願う大だこ Jヴィレッジ、能登高生徒ら制作

 
「甦る能登」などと書かれた大だこ=Jヴィレッジ

 県内各地で11日、東日本大震災から13年の節目に合わせ、数多くの行事が催された。Jヴィレッジでは、能登半島地震の被災地復興を願い、「甦(よみがえ)る能登」などと書かれた大だこが空に舞い上がった。

 本県の復興支援などを続けるアーティストのキャンドル・ジュンさんが代表の復興支援団体「ラブフォーニッポン」がイベントを主催した。「3・11夢の大凧(たこ)あげ」と題したイベントで、能登半島地震で被災した石川県の能登高書道部の生徒らが大だこを制作した。

 材料には広野町で栽培されているバナナの茎を原料とした和紙を使用し、新潟県三条市の職人がたこを仕上げた。Jヴィレッジには能登高書道部の生徒4人が訪れた。1年の府中亜澄さん(16)は「支援してくださった人たちへの感謝を込めた。能登でもたこを揚げて、上を向くきっかけになってほしいと思う」と話し、空を見上げた。

 会場では、県内の子どもたちが夢を表現した、たこも空に舞い上がった。大だこを揚げるイベントは、追悼復興イベント「SONG OF THE EARTH 311 ―FUKUSHIMA2024―」の一環で企画された。