村杉蝉之介被告、薬物所持認める 福島地裁初公判、懲役10月求刑

 
村杉蝉之介被告(大人計画のホームページより)

 密売人から薬物を購入し、自宅で大麻リキッドを所持したとして、麻薬特例法違反(譲り受け)などの罪に問われた東京都足立区、俳優村杉蝉之介(せみのすけ)(本名友一)被告(58)の初公判は12日、福島地裁(三浦隆昭裁判長)で開かれ、村杉被告は起訴内容を認めた。村杉被告は薬物使用の理由について「他人と話すのが苦手でストレスだった」と述べた。検察側は懲役10月を求刑し、即日結審した。判決公判は27日午後3時から。

 俳優として長く活動していた村杉被告は被告人質問で「仕事や稽古は楽しかった」と述べたが、対人関係などでストレスがあったと説明。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」などへの出演歴があり「私一人のせいで事務所や所属する役者らに迷惑をかけ、作品も汚してしまった。人前に立てる立場ではなく、役者に戻るつもりはない」と述べた。

 検察側は論告で、自分で把握できないほどの規制薬物を自宅で保管していたことなどから「薬物への依存性は根強く、再び薬物を入手や使用する恐れは否定できない」と指摘。弁護側はかかりつけ医で治療を受けていることなどから、情状酌量を求めた。