いわき市、21世紀の森公園再整備へ 飲食施設、複合サービスも

 

 福島県いわき市は、パークPFI(公募設置管理制度)を活用し、ハワイアンズスタジアムいわきやヨークいわきスタジアムが立地する21世紀の森公園の再整備に乗り出す。飲食物を提供する施設を新設する計画で、複合的なサービスの提供も想定する。13日から事業者の公募を始め、2025年度以降の着工を目指す。

 市が12日の記者会見で発表した。パークPFIは、公募で選ばれた民間事業者が都市公園内に売店などを設置し、収益の一部を公園整備などに活用する制度。

 市は公募に当たり、周辺に少ない飲食機能の提供と施設内トイレの洋式化を事業実施の条件としている。選ばれた事業者は公園全体の管理運営を担う。範囲は【図】の通り。

 飲食施設を巡っては、新たな施設を建設するほか、トレーラーハウスの利用やスタジアム内での設備の利用も視野に入れる。公園の面積は約89.2ヘクタール。指定管理料の年度上限額は1億4250万円。

 検討段階で民間事業者と意見交換した「サウンディング型市場調査」では、事業者からキャンプやフィットネス、温浴機能などを組み合わせる意見が出たという。市は参加企業同士が事業体を組んで活用策を提案することも期待している。

 ハワイアンズスタジアムいわきはサッカーJ2のいわきFCの本拠地となっているが、同FCは将来的なホームスタジアムの整備を検討している。市は「集客力があるうちに公園の利便性を高め、にぎわいをつくりたい」としている。