相馬ステーションホテル建て替え完了 地震から再起、15日営業再開

 
営業再開を祝ってテープカットする舘山社長(右から2人目)ら

 福島県沖を震源とする2022年3月の地震の影響で休業し、建て替え工事が行われていた相馬市の相馬ステーションホテルが完成し、現地で13日、式典が行われた。関係者が再起を祝い、相馬観光やビジネスの新たな拠点となることに期待を寄せた。15日から宿泊客を迎え入れる。

 相馬ステーションホテルはJR相馬駅から徒歩1分の市内中心部にある。地震後の調査で建物の構造に深刻な被害が見つかり、休業して解体、建て替え工事を進めていた。

 ホテルは地上7階建てで6、7階のエレベーターホールからは県内の代表的な景勝地松川浦が望める。客室は98室で以前より1割程度少ないが、ユニットバスを広くして快適性を高め、各部屋に電子レンジも設置した。多目的ルームもあり、18日からは喫茶やランチだけの利用客も受け入れる。

 式典では、ホテルを運営する泉の舘山友美子社長や阿部勝弘副市長、草野清貴相馬商工会議所会頭らがテープカットした。舘山社長は「新しい一歩を踏み出すことができた。宿泊はもちろん、地域の方にも愛されるアットホームなホテルにしていきたい」と話した。問い合わせは同ホテル(電話0244・35・1121)へ。