桑折に複合施設 福島蚕糸跡地、アウトドア施設やカフェ併設

 
グランピングが楽しめるドームテント

 スーパー事業などを展開する「いちい」(福島市)と社会福祉法人松葉(しょうよう)福祉会(同)が、桑折町の福島蚕糸(さんし)跡地に整備を進めてきた複合施設「momomo KOORI(ももも こおり)」が完成し、15日オープンした。敷地内には同日開店したいちい桑折店に隣接し、グランピングやオートキャンプを楽しむことができるアウトドア施設「グランケット桑折」がプレオープンしたほか、カフェを併設し休憩や自習、仕事ができるパブリックスペースも完成した。

 いちい隣接、グランピングも楽しめる

 施設名は町特産品のモモをモチーフに「食『も』自然『も』楽しめる。大人『も』子ども『も』楽しめる。平日『も』休日『も』楽しめる」がコンセプト。アウトドア施設の木材は町産の間伐材を活用している。

 町役場やJR桑折駅などに近い町中心部に立地。2001年に閉鎖した製糸工場跡地で町が所有している。約6ヘクタールの敷地のうち約4ヘクタールは、東日本大震災後に災害公営住宅や公園として活用。残り約2.2ヘクタールで複合施設を整備し、25年4月には同福祉会が運営する認定こども園が開園する。

 隣接するいちいはバーベキューの食材や地元食材の品ぞろえを充実させている。用具やテントなどはレンタルできるため、手ぶらでバーベキューやキャンプが楽しめるという。

 グランピングエリアにはキャビンタイプ2棟とドームテントタイプ3棟、キャンプエリアに電源付きのオートサイト5区画などを設けた。いちいの伊藤大地専務は「アウトドア施設の運営は初めて。これから暖かくなり、アウトドア日和の季節になる。運営ノウハウを蓄積していきたい」と話した。

240316news023.jpg