山形新幹線「E8系」福島駅に登場

 
JR福島駅に到着する山形新幹線の新型E8系=16日午前、福島市

 山形新幹線の新型車両「E8系」が16日、営業運転を開始した。福島市のJR福島駅では、お見送りイベントが開かれ、ホームには新型車両を一目見ようとする利用者や家族連れでにぎわった。

 ホームには駅員や県の復興シンボルキャラクター「キビタン」などが集まり、「E8系」カラーに装飾された新幹線の創作わらじで新幹線を歓迎。来場者はやまびこ号と新型車両のつばさ号の切り離しを見学し、山形県へ発進する車両を旗を振りながら見送った。

 野田小3年の二階堂奨太さん(9)は「(新型車両の)頭の部分を見られて楽しかった。新幹線に乗って速さを感じてみたい」と声を弾ませた。子どもと新型車両を見に来た福島市の菅野美帆さん(36)は「新しい新幹線で山形の温泉に行ってみたい」と話した。

 ゼロカーボンの森オープン

 脱炭素社会などへの理解を深めてもらおうと、JR東日本は16日、JR福島駅西口新幹線改札内にある「エコステ」展示施設を「福島駅ゼロカーボンの森」に刷新し、オープニングセレモニーを行った。

 新施設は駅の中に広がる森をイメージした。同社の「ゼロカーボン・チャレンジ2050」に関する取り組みを紹介するビッグパネルのほか、描いたイラストをスキャナーで取り込むとデジタル画面で動く「デジタルアートツリー」などを展示。床面には現在の環境に対する理解度を診断できる「環境診断シート~めざせ!環境マスター!」を設置している。

 セレモニーには、静徹也駅長・福島統括センター所長と鈴木竜次県生活環境部長、福島市の児童が参加した。静駅長は「持続可能な開発目標(SDGs)やエコの大切さを学ぶ場として、多くの方に利用してもらいたい」とあいさつし、参加者はテープカットした後、展示パネルを見て回り、脱炭素社会に向けたJR東などの活動を学んだ。

ゼロカーボンの森オープンした「福島駅ゼロカーボンの森」