公共土木施設巡る旅、県全域にモデルコース インフラツーリズム

 

 県内の公共土木施設を旅行に組み込む「インフラツーリズム」で、県は25日、新たに6地方で計7コースのモデルコースを発表した。昨年度に先行的に示した県北地方を含め、県内全ての地方でモデルコースが設定された。県は新年度、旅行会社向けのモニターツアーを通じてモデルコースの磨き上げを図るほか、交流サイト(SNS)での発信による認知度向上を目指す。

 新しいモデルコースは県中、県南、会津、南会津、いわき、相双の6地方。このうち、相双地方は北部の相馬エリアと南部の双葉エリアにそれぞれ設定した。

 例えば会津地方では、会津若松市と喜多方市にあるインフラ施設に、歴史と地元の食(ローカルフード)を組み合わせたコースを用意。東山ダム(会津若松市)や日中ダム(喜多方市)の見学を提案し、昼食に喜多方ラーメンを組み込んだ。会津若松市の七日町通りの散策も提案している。

 相双地方のうち、双葉エリアでは木戸ダム(楢葉町)でのカヤック体験に加え、Jヴィレッジでの宿泊、東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)の見学などを盛り込んだ。

 県は、SNSを生かして発信を強める考えで「生活を支えるインフラ施設を身近に感じてもらい、多くの人たちが来訪するよう期待している」(まちづくり推進課)としている。

 モデルコースは「ふくしまインフラツーリズムポータルサイト」で確認することができる。