2月の県内求人倍率1.30倍 福島労働局「求人に弱まりの動き」

 

 福島労働局が29日発表した2月の雇用失業情勢によると、県内の有効求人倍率は1.30倍(季節調整値)で前月と同水準だった。労働局は「引き続き求人が求職を上回って推移しているが、求人に弱まりの動きがみられる」として判断を維持した。

 有効求人倍率が1.3倍を上回るのは28カ月連続、県内全てのハローワークで28カ月連続で1倍を上回っているが、有効求人数(原数値)が10カ月連続で前年同月を下回っている。有効求人数3万8142人(前月比2.0%増)、有効求人者数2万9238人(同1.8%増)だった。

 主要7業種の新規求人動向で、建設業と製造業、運輸業・郵便業、サービス業の4業種で前年同月を上回った。一方、卸売・小売業と宿泊・飲食サービス業、医療・福祉の3業種で前年同月を下回った。原材料費の高騰などの懸念材料があるとして、労働局は動向を注視する方針。労働局は今後の見通しを「新規求人の動向に業種間による差があり、業種によってはなお厳しい状況。物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」とした。