台湾福島県人会の無事確認 訪問中の管弦楽団メンバーけがなし

 

 福島県によると、台湾東部沖で発生した3日の地震で、台湾県人会の会員45人は無事とみられる。会長と連絡を取り、ほぼ全員が台北市を中心とする台湾北部に住んでいるなどの情報を得た。ただ、全員と連絡が取れたわけではないという。

 福島空港と台湾北部の桃園国際空港を結ぶ定期チャーター便を利用し、台湾を訪問中の福島青年管弦楽団のメンバー40人は旅行会社を通じて無事を確認した。4日の台湾公演を控え、2日に現地入りした。

 ホテルが一時停電したが、中学生から社会人の団員にけがはなく、予定通り公演を開催する。3日は現地の台北フィルハーモニー管弦楽団ユースらとのリハーサルを順調に進めたという。

 同楽団代表理事の斎藤弘樹さん(51)は福島民友新聞社の取材に「コンサートは予定通り開催するが、今後大きな余震が発生しないことを祈るばかり」と話した。予定通り5日に帰国する方向だという。

 同楽団のほかにチャーター便を利用して台湾に滞在中の県民は確認されていない。

 県によると、3日午後5時現在、定期チャーター便は4日以降も平常通り運航する見込み。

 工場持つ山本電気、従業員と家族無事

 山本電気(須賀川市)は台湾西部の台南に工場を持つ。台南では、震度4相当の揺れが観測された。同社によると、日本人スタッフを含む現地の従業員約130人とその家族の無事が確認され、機械などの故障もなく稼働しているという。