いわき特産「ウニの貝焼き」出荷、香り豊か...濃厚な味わい

 
ホッキ貝の貝殻に盛り付けられたウニを蒸し焼きにした「貝焼き」=1日午前、いわき市小名浜

 いわき市漁協は1日、今季のキタムラサキウニ漁を始めた。水揚げされた約40キロのウニは市特産の「ウニの貝焼き」に調理されて出荷された。同市の沼之内魚市場で行われた入札では1個当たりの最高値が6980円で取引された。

 漁業関係者は「ご祝儀相場を期待していたが若干低くなった。例年よりも海水温が高く、ウニの餌となる海藻類の育ちが悪かったため、実入りが良くなかったのでは」とみている。

 調理は同市小名浜の加工施設で行われ、組合員の家族らがホッキ貝の貝殻約80個にウニの身を丁寧に盛り付け、蒸し焼きにした。一つの貝焼きに4個ほどのウニが使用されており、重さは約100グラム。市漁協指導課の櫛田大和さん(29)は「ピークの6月ごろに合わせて漁獲量を上げる。香りが豊かで濃厚なウニを多くの人たちに味わってもらいたい」と話した。