只見線の映画完結へ、年度内にも上映 井草監督「世界に発信」

 
完結編製作に向けた抱負を語る井草監督=10日、金山町

 金山町民有志でつくる奥会津金山移住・地住活性化委員会は、JR只見線を舞台にした映画「あいせき列車只見線」3部作の完結編を製作する。撮影スケジュールなどは今後詰めるが、年度内の上映を目指す。井草葉子監督は「3作目がこれまでの集大成となる。さまざまな人たちの力を借りて、日本、世界の人たちに只見線の魅力を分かってもらえる作品にしたい」と抱負を語った。

 より多くの人に只見線を知ってもらい、地域活性化につなげようと、金山町民が主体となり製作してきた。現在は動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開している。1、2部はそれぞれ25分程度の作品だったが、3部は1時間程度とする方向で調整している。

 3部のストーリーは、金山町に里帰りした男性が、只見線を盛り上げるために奮闘する内容となる予定。1、2部には俳優の竹下景子さんや福山翔大さん、小野花梨さん、台湾出身の歌手PiA(ピア)さんらが出演した。現在は委員会が出演者に打診している段階だが、3部も竹下さんらが出演する予定という。

 作品製作をサポートする実行委員会は金山町だけでなく、県内の只見線沿線自治体や新潟県魚沼市、各地の観光協会などで組織し、「オール只見線」の体制で製作を進める。10日は金山町で実行委の会合が開かれ、製作に向けた支援内容などを確認した。