甲状腺がん・疑い新たに2人 福島県民健康調査、検査5巡目

 

 東京電力福島第1原発事故当時18歳以下だった県民を対象にした甲状腺検査について、福島医大は10日の県民健康調査検討委員会で甲状腺検査の昨年12月31日現在の結果を公表した。5巡目検査では前回報告(昨年9月30日時点)から新たに2人が「がんまたはがん疑い」と診断された。

 5巡目の結果は【表】の通り。「悪性、悪性疑い」とされた45人のうち、がん確定は2人増えて36人、疑いは9人となった。1~5巡目と25、30歳時の検査を合わせると、がん確定は277人で、このうち1人は良性認定されている。がんの疑いは53人となった。

 また、昨年4月に始まった6巡目の1次検査は、同12月末現在で対象者21万1885人のうち、3万4435人(16・3%)を検査したことが報告された。