浪江・請戸港「ホシガレイ」放流 福島県が3回目、4万5000匹

 
ホシガレイの稚魚を放流する職員ら=浪江町・請戸漁港

 県は15日、浪江町の請戸漁港で、高級魚として知られるホシガレイの稚魚約4万5000匹を放流した。東日本大震災後、同漁港でホシガレイの稚魚を放流するのは3回目で、本県水産業の復興への取り組みが続く。

 ホシガレイは成長が早くて単価が高く、刺し網など多様な漁法で漁獲できることから、県は特色ある栽培対象種として種苗生産や放流試験を行う。放流は震災による中断を経て、2014年から相馬市やいわき市で再開されている。

 請戸漁港では職員らが相馬市の県水産資源研究所で育てた全長約7センチの稚魚を海に放した。稚魚は2年ほどで約30センチの大きさに成長し、漁獲できる。放流後は追跡調査し効果を検証する。

 県は7月、相馬市の松川浦漁港でも約1万匹の放流を予定している。